2012年4月30日月曜日


スピリチュアル・ヒーリング(心霊治療)とホリスティック医学

「霊的エネルギー循環システム」の異常と病気の発生

スピリチュアル・ヒーリングにおける"病気の定義"は――「人間を構成する5つの要素がアンバランスの状態になること、不調和の状態に陥ること」です。身体の異常は、霊・霊の心(霊的意識)・霊体・本能・肉体という身体構成要素の全体的なアンバランス・不調和状態によって生じるものなのです。

現代医学では、病気といえば目に見える肉体の異常だけを指しますが、スピリチュアル・ヒーリングでは、肉体の病気は単に肉体レベルだけの現象ではなく、上位の身体構成要素(霊・霊的意識・霊体)レベルでの異常さが、結果として肉体に現れたものと考えます。全身を統括する「霊的エネルギー循環システム」が正常に機能しないことで、肉体の異常が引き起こされると考えるのです。肉体の異常に先立って、霊・霊的意識・霊体といった上位レベルでは、すでに異常が発生しているということです。

霊的エネルギー取り入れの大問題
――「霊的エネルギー循環システム」の第一歩からのつまずき

ここで、「霊的エネルギー循環システム」を異常にする阻害要因について見ていくことにします。「霊的エネルギー循環システム」の第一歩は、「霊」が環境中に充満する霊的エネルギーを取り入れることから始まります。ところが現代人の多くが、この肝心な第一歩の段階で、すでに根本的な問題を発生させているのです。

人間は、霊と霊的意識・霊体という霊的要素を有する「霊的存在」ですが、そうした霊的要素を健全に機能させるには、常に一定量の「霊的エネルギー」が必要となります。肉体の生理機能の維持に、カロリー源となる食べ物が要求されるのと同じです。しかし現実には、大半の人々は霊的エネルギーを取り入れることができなくなっています。そして霊的エネルギーの枯渇状態を引き起こしています。

その原因は、人々が物質主義一色に染まり、物質的な利益や本能的な快楽にしか関心を向けなくなっているためです。物質欲と肉体本能への異常な指向性が、霊的要素のすべてを物質の檻の中に閉じ込めることになり、霊的エネルギーが入ってくる道を自ら遮断してしまうのです。また現代社会を支配する物質文明から派生する不安感や恐怖・ストレスも、霊的エネルギーを取り入れる通路を閉ざしてしまいます。さらに現代人は、自然との触れ合いが極端に減少し、自然界から霊的エネルギーを受けられなくなっています。

肉体という物質に包まれた人間は、意識的に霊的エネルギーを補充しないかぎり、それを枯渇させることになります。霊的存在として造られている人間にとって、霊的エネルギーの摂取は、毎日の食事のように不可欠なものなのです。意識的に霊的エネルギーを取り入れることが、どうしても必要なのです。

祈りや瞑想は、霊的エネルギーを取り入れるための効果的な方法です。祈りや瞑想は、宗教を信じる人間においてのみ必要とされるのではなく、誰にとっても欠かすことができないものなのです。

残念ながら現代人の中で、意識的に霊的エネルギーを取り入れようとしている人はほとんどいません。そのため大半の人々は、霊的生命活動に必須の霊的エネルギーを枯渇させることになっています。もっと深刻な問題は、現実には霊的エネルギーに飢え乾いていながら、その事実にさえ気づいていないということなのです。

*「禁欲生活の意義」と「霊主肉従の生活」

禁欲生活というと現代人は、堅苦しい修行と考えがちです。古来より宗教では禁欲生活が勧められ、信仰の重要な実践項目になってきました。禁欲の内容は宗教によってさまざまですが、禁欲生活はもともと物質欲や本能の欲求に一定の歯止めをかけ、霊的要素が物質(肉体)に閉じ込められないようにするための手段なのです。

人間には、本来こうした意味でのある種の禁欲性が必要なのです。物欲に流されず、心身を清らかに保つ清貧の生活は、その人間に多くの霊的エネルギーをもたらすようになります。しかし現在では大半の宗教から禁欲の本来的な意義が失われ、形式的で無意味な禁欲的修行が行われているのが実情です。

霊的要素が物質(肉)的要素をリードする立場にあること、すなわち霊的要素が物質的要素に対して優位の状態にあることが「霊主肉従」です。反対に物質的要素が霊的要素を支配し優位に立つ状態が「肉主霊従」です。

"禁欲"とは一言で言えば――「肉主霊従」に偏りがちな生活を「霊主肉従」の状態に戻すための手段なのです。現代人の大半は、ほぼ例外なく「肉主霊従」の状態に陥っています。そのために、霊的エネルギーを取り入れることができないのです。現代人の病気の一番の原因は、実はこの「肉主霊従」にあるのです。

2012年4月28日土曜日


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2012年4月27日金曜日


食物繊維(しょくもつせんい)とは、人の消化酵素によって消化されない、食物に含まれている難消化性成分の総称である。その多くは植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分で、化学的には炭水化物のうちの多糖類であることが多い。

従来は、消化されず役に立たないものとされてきた。後に有用性がわかってきたため、日本人の食事摂取基準で摂取する目標量が設定されている[1]。ただし、定義から明らかなように栄養素ではない。

ヒトの消化管は自力ではデンプンやグリコーゲン以外の多くの多糖類を消化できないが、大腸内の腸内細菌が嫌気発酵することによって、一部が酪酸やプロピオン酸のような短鎖脂肪酸に変換されてエネルギー源として吸収される。デンプンは約4kcal/g のエネルギーを産生するが、食物繊維は腸内細菌による醗酵分解によってエネルギーを産生し、その値は一定でないが、有効エネルギーは0~2kcal/gであると考えられている。また、食物繊維の望ましい摂取量は、成人男性で19g/日以上、成人女性で17g/日以上である[1]。食物繊維は、大腸内で腸内細菌によりヒトが吸収できる分解物に転換されることから、食後長時間を経てから体内にエネルギーとして吸収される特徴を持つ。大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、これの不足は大腸の機能不全につながることになる。食物繊維をNSP[2]と呼ぶこともある。

1918年、医師であるジョン・ハーヴェイ・ケロッグは『自家中毒』[3]という著書を出版し、腸内で細菌が未消化タンパク質から作る毒が健康を害するという自家中毒説をもとに、未消化の肉には細菌が繁殖しやすいが、食物繊維は腸を刺激して活発にさせるので毒が作られにくいという理由で菜食をすすめた[4]

しかし、一方で栄養学では「食べ物のカス」ともされ、長年役に立たないものと認識されていた。たとえば、栄養学の創設者である佐伯矩は、玄米は栄養が多いが未消化物が多いので消化吸収の効率が悪いなどとして、ある程度精白した米である七分搗き米をすすめていた[5]

1960年代の南アフリカのジョージ・オットル(George Oettle)が、食物繊維と大腸がんの関連の研究をしていた。1967年に、インドのマルホトラは食物繊維の摂取が多い場合、がんのリスクが減るという報告をしている[6]

2012年4月25日水曜日


2012年4月24日火曜日


炭水化物、タンパク質、脂肪は食事の乾燥重量の90%を占め、食事から得られるエネルギーの100%を占めます。エネルギー源として、炭水化物、タンパク質、脂肪は、それぞれのエネルギー含有量に応じて、互いに代用することができます。エネルギー含有量は、炭水化物とタンパク質は1グラムにつき4kcal、脂肪は1グラムにつき9kcalです。しかし、エネルギーを供給する速さには違いがあり、炭水化物は最も速く、脂肪は最も遅い速度でエネルギーを供給します。

炭水化物、タンパク質、脂肪は腸で消化され、そこで最も小さな基本単位にまで分解され、炭水化物は糖、タンパク質はアミノ酸、脂肪は脂肪酸とグリセロールになります。体はこれらの基本単位を使って、他の炭水化物、タンパク質、脂肪など、体の成長、維持、活動に必要な物質をつくります。

炭水化物: 炭水化物は分子の大きさによって、単純炭水化物と複合炭水化物に分けられます。単純炭水化物は、ブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)をはじめとする各種の糖類です。小さな分子なので体内ですぐに分解され、最もすみやかにエネルギーを供給します。果物、乳製品、はちみつ、メープルシロップには多量の単純炭水化物が含まれており、キャンデーやケーキなどの甘い味のもととなります。

2012年4月22日日曜日


異見あり2005

2005

 水の底、地の底からフツフツと、こんな見方もあるんだよと現れました。(12/17更新)


<2005年10〜12月>
ああ、代議制/虚報転じて予言と化す?/都市住民のナショナリズム/崩れる/民間開放のアナ/放送とネットの対立/若者気分/温暖化/ブロッコリー/
<2005年7〜9月>
みんな一緒/国民投票/政党ゲーム/巨人よ、ひよわるな/ライフ・イズ・ミラクル/お目こぼし/共通する価値観はあるか/戦争も民営化/夏だ! コブラ祭りだ!/
<2005年4〜6月>
負け戦の責任/戦死者と戦災死者と戦争受難者/写真が語る/検定狂想曲/押し付け牛肉/アジア解放を目指した男たち/中国にも必要な民主主義/やっと「独立」できる?/TVはネットで?/

<2005年1〜3月>
正しい食べ方/東京を捨てた友/存在は空であるか?/それだけで済むのかしら/分裂したって、いいんだよ/通貨と信用/スポーツとなった大相撲/大津波と"地球に優しい"/ニート/国のかたち/



<2005年10〜12月>


ああ、代議制……(12/17)
 主権者の判断で政権を担う政党を交代させることができる制度があっても、主要政党が同じ一色になってしまったならば,実質的に主権者の選挙における選択は不可能となる。現実に置いてきぼりにされた社会党が衰退して以来,自民党批判の主権者の第1の受け皿は民主党だった。その民主党が消えようとしている。消えたって、いいけどね。どうせ半自民党でしかなかったのだから。
 ソ連が崩壊し,中国が市場経済に方向転換して以来,日本国内の"左翼"勢力は急速に力を失った。大規模な反対集会やデモが繰り返されてもおかしくないような法案が国会で審議されていても,反対運動は以前のような規模では行われない。ソ連や中国から"左翼"勢力に資金援助があ ったから、大規模な集会やデモなどができたが,その資金が来なくなってみると,日本人自前の政府批判運動の底の浅さが露呈したという見方がある。まあ、自民党や周辺には以前はアメリカから資金援助があって,日本の経済成長とともに日本の経済界が自前で自民党などを援助することができるようになったのに対し,"左翼"勢力はソ連や中国頼みで日本国内に金ヅルを持たなかったという違いが、現在の有様につながっているのだろうが。
 「自民党と同じなら自民党でいいではないか」と朝日新聞の社説で皮肉られ、中国敵視,アメリカべったりの前原民主党党首は訪中しても三下扱い。「大連立を」なんて自民党から揺さぶりをかけられ,すっかり弄ばれている。
 そんな落ち目の民主党が党大会を開いた。どんなメッ セージが出て来るかと思ったら,前原代表が、小泉のイメージを狙ったのか自説に固執する人物であることが浮き彫りになり,「自分の国,国民に誇りと自信が持て,他国からも一目置かれる国家」になるために「国民が,国が自立しなければいけない」なんて言い出す始末(朝日新聞)。この前原という人は、日本という国に誇りも自信も持っていないらしく、日本が他国から一目置かれる国ではないとも思っているらしい。日本に一目も二目も置いているから中国も韓国も、日本の動向に過剰なまでに反応するという現実の理解さえ満足にできていない。
 前原代表なりに日本の行く末を真剣に考えて「公の精神」や「国の自立」などということを考えたのだろうが(同じようなことを書いていたマンガもあったけどね)、しょせ� �は頭の中ででっち上げた観念でしかない。地に足がついていない。まず現実の中に入って見ること。そこから政治は始まる。それが代議制の基本である。エリート面をした人物の観念を具体化する装置が代議制であっては不毛である。現在の日本社会の現実を人々の間に入って、つぶさに見ることから課題,問題が見えて来る。国のかたちを政治家が主権者に押し付けるのではなく,主権者の思いを政治家が汲み取るようにならなければ、日本の民主主義は衰退するだけである。


虚報転じて予言と化す?
……(12/10)
 【北京=人民月報】社会主義市場経済により人民の間の貧富の差が拡大し,富裕階級・特権階級が形成された中国で,平等を重視する誤った反社会的思想を鼓舞するとしてカール・マ� �クスの著作が06年から発行禁止になる。既発行分についても回収・廃棄が進められる。政府公認の図書館などでの閲覧は可能だが,閲覧には共産党担当部署の許可証が必要になるという。また、体制転覆を煽る過激思想であるとして毛沢東の著作の新規発行停止,閲覧制限も検討されているという。
 【ニューオリンズ=CMM】ハリケーンで水浸しになったことが世界中で報じられた当地では,「水の都」のイメージで観光客を世界から集めようという計画が進んでいる。従来の街並みに復興させることを当初は検討していたが,多額の費用と長い時間がかかる見込みであることと、水面下にある当地では,堤防の補修・強化を進めなければ大型ハリケーン来襲のたびに水浸しになることが必至であることから、「水と生きる」都市へと� �造することを決定。ベネチアをイメージした都市へ変貌させることとなった。建物の防水改築を順次進め、06年中にも堤防に水門を設け,徐々に都市部への注水を開始する予定だ。
 【東京=嫁売新聞】震度5程度で倒壊する可能性のあるマンションからの自主退去を要請した東京都などの各自治体は,ビル・マンション不審ムードを早期に収束させようと担当者の会合を開いた。これは、震度5程度で倒壊するビル・マンションへの居住を認めないという「基準」を設定すると,旧建築基準法時に適法に建築された多くのビルも震度5程度で倒壊する可能性があり,相当数のビル・マンションが「基準」以下となることが判明したため。「基準」を厳格に適用すると膨大なビル・マンションが使用不能となり,社会的な大混乱を招く� �とから,姉歯関係物件だけに問題をとどめることで合意したという。阪神大震災で当時の建築基準法ではビルの耐震強度が不足していることが明らかになり,耐震性を高める方向で建築基準法が改正されたが,それまでに適法に建築されたビルについては放置されている。
 【パリ=ル・モンジャ】厳しい警備のため都市部では下火になった夜間の自動車への放火だが、重点警備の裏をかくように地方への拡散が始まっている。地方の警備を強化すれば手薄になった都市部で再燃しかねず,治安当局は国際イメージにつながりやすい都市部での警備に重点を置くことを決めた。そんなフランスに最近,アメリカからの一風変わった観光客が増えているという。彼らはルーブルなどには行かず,暗くなってからビデオ片手にホテルを出て� ��朝まで帰ってこないという。放火などを見ることができた人たちは上機嫌で、「もっとやれ」などとけしかける人もいるという。アメリカ事情に精通する評論家のモンテ・パパルドゥー氏は「フランスの理念が破綻する様を見て鬱憤を晴らすため米共和党員がやって来ている」と見ている。
 【ロサンゼルス=URI京同】ABCに続きNBCのテレビ番組も「iTMS」で配信を開始(1本1.99ドル)し、好調なダウンロードを得ているアップルコンピュータは、06年中に日本でもテレビ番組の配信を開始する。米NBCでは放映中の番組も放映翌日からダウンロードできるが,日本では人気旧作番組のみの配信からスタートする。番組を提供するのは1、2局に絞られているが,1本300円程度との料金を巡って同意にはまだ至っていない模様。アップルは動画 対応の
iPodの発売に合わせて日本でも「 iTunesミュージックストア」でミュージックビデオの販売を開始しており,テレビ番組配信の準備も進めていた。「ネットと放送の融合」の先を越されたライブドアや楽天はアップルジャパンへの資本参加を打診しているという。

都市住民のナショナリズム……(12/4)
江戸っ子「都市はどのように形成されたか? 三代前のことなら覚えてんが、それより前のことなんざ知らねえ」
酢豆腐 「人が集まって、物流が生まれ、市場が形成され,それが更に人を呼ぶ。地方からの移住者で都市は成長した」
江戸っ子「どうりで半ちくな田舎モンがやたら多いわけだ」
酢豆腐 「で、ナショナリズムの話だが,ナショナリズムの根底にあるのは愛郷心だという説がある。生まれ育った故郷への愛着が、外� ��への防衛心と結びつき、故郷の延長線上にあるものとして自国をとらえナショナリズムが形成されたという考えだ」
江戸っ子「すると、江戸を守ろうという意識が高じて日本全体を守らなきゃならねえという意識になるってわけですかい? 江戸っ子が江戸を守ろうとするのは解りますがね,なんで江戸っ子が,行ったこともないド田舎まで面倒を見てやらなきゃならねえんですかい? ド田舎のことなんざ田舎モンにやらせておけばいいこった。わざわざ出張るほどのことじゃねえ」
酢豆腐 「そうした愛郷心が、統一国家の形成に伴う愛国教育で愛国心に移行させられるんだな。日本だけじゃなくて、どこの国でも同じだ。つまりナショナリズムは,自然な感情をベースに人為的に形成される」
江戸っ子「なんで江戸っ子� �ド田舎まで愛さなきゃならねえのか、そいつが解らねえ」
酢豆腐 「そこに物語が入って来る。共通の感情を持つことができるように、いろいろな物語が吹き込まれるんだな。歴史や自然などがよく使われる。例えば,『偉大な歴史を持つ我が国は…』とか『美しい自然・風土を持つ我が国は…』とか、やたらと大きなものを持ち出して個人を無化しようとする。国家という大きな物語の中に個人を取り込んでしまえば,国家を代表する権力者らは安泰というわけだ」
江戸っ子「どこの国だって,それなりに偉大な歴史があるでしょうし、美しい自然・風土もあるに違えない。大きな物語って言うんだったら、いっそ人類・地球規模で、偉大な歴史であるとか美しい自然であるとか言えばいいんだ。中途半端なところでこだわるこ� �あねえ」
酢豆腐 「その通り。なんだが、あまり対象が大きすぎると個人のほうで自己投影できにくくなるんだな。ナショナリズムが根強いのは,一方的に吹き込まれるだけじゃなくて,個人の方からも国家イメージにすり寄り,『偉大な国家(という物語の中)の一員である』との満足を得たいという欲求があるからだ。自己実現を国家イメージに重ね合わせているという面がある」
江戸っ子「やっぱり半ちくな野郎たちだ。俺は江戸っ子であることだけで、それ以上は必要ねえんだが、ド田舎でも故郷は故郷だろうに,連中は愛郷心だけでは満足できず国家にしがみつき始めてナショナリズムが流行り出したってことですかい?」
酢豆腐 「帰る故郷を持っている都市居住者は多いだろうが,田舎に例えば実家があるとか土 地があるとかで、懐かしさはあっても愛着というほどの強い思いはあるまい。都市居住者に感情としての愛郷心が心に潜んでいても,田舎にも現に住んでいる都会にも向けることができず,国家という物語を愛郷心の対象に見つけて入れあげ始めたというところかもしれない」

崩れる……(11/26)
 フランス各地で起こった自動車への放火などの暴動は、同化主義の限界を示すものととらえられているようだ。一方でロンドンの地下鉄テロが移民二世によるものだったことから、多文化主義にも疑問の目が向けられている。
 この二つ,大いに異なるものであるかのように言われているが、実態は同じである。つまり、移民は低賃金労働者としてしか社会的存在意味がない。奴隷制度ならば人権尊重の理念に� ��するが、自由意思でやってきて低賃金で働いているのだから自己責任だとされる。
 定住した移民にも生活があり人生がある。子供も産まれる。その子が先住の白人と同じ1人のイギリス人,フランス人として社会に受け入れられれば,それぞれの社会的理念を生かすことができたのかもしれないが、「学校は選別の場,行政は失業問題に無策,警察による差別は日常茶飯事」(朝日新聞)だったというから、同化主義も多文化主義も社会を装飾する言葉でしかない。
 欧州では日本同様,人口減少から移民を受け入れて行くことが必要だとされている。しかし、社会の主導権は渡さず、移民もその子孫も不満を持たずにいつまでも低賃金労働に従事していてほしいというのは虫のいい注文だ。欧州の低賃金労働も本国での生活に� ��べれば上等だと実感できる移民一世ならともかく、欧州で生まれ育った移民二世,三世らは、その社会の中での相対的な貧しさに押し込められている自らの境遇に不満を持つ。
 社会内の棄民とされた人びとが異議申し立てを行うのは当然である。民主主義やら人権尊重やらをうたっている社会であるなら異議申し立ては行うべき義務である。多大な犠牲を伴いつつ市民が権利を主張して民主主義を勝ち取った社会は、各人の権利の主張によって受け継がれ支えられる。だが…という言葉が聞こえる。「権利の主張は認めるが,いきなり暴力を用いるのは駄目だ」と。「暴力を用いて問題を顕在化させなければ,聞く耳さえ持たなかったではないか」という声も聞こえる。
 ホワイトバンドというものが流行っている。アフリカな� ��世界の貧困問題に関心があることを示すシンボルだという。「へえ、いいお考えで。で、あなたは次に何をやるんですかい?」とホワイトバンドをつけている人に問うてはいけないらしい。例えば,自分の生活レベルを引き下げて浮いた金をどこかに寄付するなんてことを期待してはいけないのと同様,欧州がアフリカなどの貧困対策に予算を振り向けるわけではない。アフリカ各国の債務の削減をしようと日本などを巻き込もうとするのがせいぜいである。アフリカを植民地にしてさんざん収奪してきた欧州が,債務を削減されて、ゆとりの出たアフリカで商売しようとの魂胆が見え透いている。
 民主主義なり人権なりの理念を高く掲げる欧州国家が,その理念は自分たちにしか適用されないという但し書が密かにあることを示す 事例には事欠かないが,最新の事例がフランスでの暴動であると見た方が良さそうだ。

民間開放のアナ……(11/19)
 パキスタンなど西アジアでの地震では、日干しレンガの壁の家が崩れて被害を拡大し,ビルでも耐震建築がなされていないため倒壊する惨事が珍しくない。世界でも有数の地震国である日本では,阪神大震災で多くのビルが地震に耐えられなかったことから建築基準法が改正され,少なくとも新設されるビルについては耐震性は高まったとされた。しかし、落とし穴があった。手抜き…。
 建築における手抜きの理由はコスト削減と工期短縮であると以前から言われてきたが,神戸で倒壊したり亀裂が入ったビルを見せつけられても,日本の建築に携わる人々の意識を変えることはでき なかった。問題は、手抜きがどこまで広がっているのかだ。構造計算書を偽造した姉歯建築設計事務所と偽造を素通りさせ建築確認をした民間検査機関「イーホームズ」だけのことなのか、それとも民間検査の実態とはこんなものなのか。さらには施工の現場では手抜きはどうなっているのか。信頼の上に成り立っている制度で,ずさんな実態が暴露されると,不安は広がるばかりだ。
 「民間でできることは民間で」と主張する人々がいる。親方日の丸の国鉄がJRに変わってサービスが良くなったと都会に住む人は言い、民営化を是とするが,JRになって都市住民には便利になっても,地方に住む人々にも便利になっているとは限らない。民間企業となれば,儲かるところに力を入れ,赤字の部分は切り捨てるだけ。つまり安全性など� ��けにつながらない部分にシワ寄せが行く。「民間でできること」には採算面で限界がある。
 民営化を論じる時には,受益と負担の線をどこで引くか、公共サービスのあり方を明確にする必要がある。赤字でも誰かがやらなければならないこと、採算重視ではできないことは公共サービスとしてやらざるを得まい。時代の変化とともに公共サービスのあり方も変化しよう。それを検証するところから民営化論議は始まる。赤字だからとむやみに民営化すると,採算重視で人減らしやサービス削減,果ては安全性など見えない部分が切り捨てられかねない。
 建築物の耐震性確保は、地震国・日本では必要だ。住む人ばかりではなく,地震で倒壊するかもしれない建物の周囲に住む人,さらには通行人として誰でもどこでも巻き添え� ��なる可能性がある。建築確認の民間開放のツケが、震度5程度で倒壊するビル群の誕生だったとすれば、一部の民間企業の利益と引き換えに、この社会は安全性を手放したことになる。これも自己責任とやらなのだろうか。


放送とネットの対立
……(11/6)
 楽天がTBSに経営統合を迫っているが、ここでも「放送とネットの融合」が大義名分の一つに挙げられている。ライブドアとフジテレビの騒動の時にも持ち出された、一見解りやすそうな「放送とネットの融合」、しかし、その中身は具体的には漠然としたままだ。
 その内容として例えば、(1)過去に放送したドラマなどを蓄積しておき,視聴者はいつでも呼び出して、それらを見ることができる,(2)ドラマなどで出演者が身につけている 衣服,小物などを即時的にネット通販で購入できる,(3)クイズ番組や討論番組などで視聴者参加がしやすくなるーーなどがいわれている。
 一方では、1)著作権料を払ってもペイするほど視聴者は過去のドラマなどを見たがっているのか、2)例えば,膨大なTBSの放送済み番組を楽天のサイトから見に行くことができるようになったとして、それほどの広範な需要があるのか、3)ドラマの途中で視聴者の関心が,出演者の衣服や小物に行って買い物ページに飛ぶような番組に魅力があるのか。番組連動の通販が可能だと言う前に、番組としての魅力が乏しければ視聴者が集まらない、4)電話,FAXなどで既に視聴者参加は可能だーーなどの反論が出ている。 
 そもそも、ながら視聴も含め受身で見ているテレビ視聴者と, 意識的に見に行くネット利用者を同列にとらえられるのかという点をよく考える必要がある。ネット利用者が見たいと思う番組に絞ってネットで提供するならビジネスとして成り立つかもしれないが、それがどういう番組なのかは誰も知らない。
 「放送とネットの融合」に関してマスコミに浮上していない問題が地上デジタル放送だ。光ファイバーなどが普及すれば,地上デジタル放送はネットで配信できるとされる。つまり、毎日の放送自体をネットでも同時に行うことができる。過去の番組ではなく,その日の番組で「商売」できるようになる。おそらく「放送とネットの融合」の効果は、そこから出て来るだろう。
 しかし、テレビ受像機の買い換えや大型タワーのような送信設備網の整備など膨大な需要と絡むので、許認 可事業のテレビ局(親会社の新聞社も含め)は地上デジタル放送には触れない。楽天なども、総務省を刺激することを恐れるのか,地上デジタル放送には触れない。
 百万円もあれば必要な機材は揃うので、ネット上に「放送局」を作るのは簡単だという。楽天の資力があれば毎日、ネット上に独自のコンテンツを流通させ,自前の「放送局」を作ることができただろう。ニュースは難しいかもしれないが、ドラマやトークショー,ライブなどの歌番組,旅番組,料理番組、パソコンの新製品や新車など各種の情報番組などを制作プロダクションと組んで流し,蓄積して行くことはできただろう。しかし,楽天もライブドアも自前の番組コンテンツを作ろうとは動かない。
 なぜ、ネット企業は放送局を欲しがるのか。本音は,放送 局の持つ社会的信用・信頼感を欲しがっているのかもしれない。株価頼みの「虚業」から「実業」へと軸足を移したがっている、つまり,ネット企業だからこそネットの世界内での商売の先行きが見えているとの見方だ。

2012年4月21日土曜日


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2012年4月19日木曜日


蛍光 in situハイブリダイゼーション (FISH)が検出し、細胞環境内の特定の核酸配列をローカライズするために使用される強力な手法です。スループットを向上させるために、FISHは、個々の細胞の数千の標的核酸配列の検出を可能にするためにフローサイトメトリー(フロー- FISH)と組み合わせることができます。各セルは、それによってより強力な統計と分散分析を可能にする、独立した観察として扱われるため、結果として、フロー- FISHは、ライセート/アンサンブルベースの​​核酸の検出方法に比べて明確な利点を提供しています。これらの属性は、異なるアプリケーションの数のFISH、フロー- FISH法の使用を促していると、これらのメソッドのユーティリティが正常にウイルス増殖を監視し、テロメアの長さの決定1,2、細胞の同定と遺伝子発現3,4に示されている感染細胞5、および細菌群集の解析と列挙6。

伝統的に、FISH、フロー- FISH法の特異性はDNAのオリゴヌクレオチドプローブにより付与されています。しかし、最近、FISH、フロー- FISHプローブとしての核酸アナログによるDNAオリゴヌクレオチドプローブの交換が原因で、天然核酸7,8のためのこれらのアナログのより高い融解温度(T m)に各手法の感度と特異度の両方を増加している。ロックされた核酸(LNA)プローブは、DNAまたはRNA配列9,10を通してスパイクLNAヌクレオチドを含む核酸アナログの一種です。フロー- FISHと組み合わせることで、LNAプローブは以前に、従来のDNAプローブ7,11を上回ることが示されていると、正常5哺乳動物細胞内で真核生物のmRNAは12とウイルスRNAを検出するために使用されている。

ここでは、この機能を展開し、細菌の細胞内でRNAの特異的検出を可能にLNAフロー- FISH法を説明します。の( 図1)。具体的には、小さな非コード彼らは多くの重要な細胞プロセス13の主要な調節要素として機能するように発見されているとして、過去数年間でかなりの関心を集めている規制のRNA(sRNAを)の検出に興味を持っています。しかし、sRNAsと細菌細胞のsRNAを検出する課題を研究するために、限られたツールでは、一部の比較的小さなサイズ(通常は長さが50から300ヌクレオチド)とsRNA分子の低濃度だけでなく、作業の一般的な難しさに起因するあります細胞膜を変化させると小さな生物細胞と。この方法では、我々は細菌細胞の構造を維持し、LNAプローブの浸透だけでなく、低濃度sRNA( 図2)の特異的検出を可能にする信号増幅のステップを可能に固定し、permeabilzation条件について説明します。

1。 LNAプローブと実験計画

  1. あなたの転写sRNA / mRNAの逆補数であるか、またはそれらにカスタムデザインをお持ちの設計LNAプローブwww.exiqon.com 。カスタム設計のオプションを使用している場合は、シーケンスを知っている、ではなく、LNAスパイクパターンになります。の間のT mの増加にDNAまたはRNAオリゴヌクレオチド結果に各LNA残基のほか2〜10 ° C LNA - RNAハイブリダイゼーションの二重14。理想的には、設計したLNAプローブは、長さ20〜25ヌクレオチド(長いプローブを合成するより困難である)の間であると85から90の間のT m℃のRNAのハイブリダイゼーションが必要です。
  2. シーケンスを設計した後、BLASTの使用 / mRNAに特異的であることを確認したり、ローカルデータベースへのプローブ配列を比較する。
  3. LNAプローブをご注文の際は、LNAオリゴヌクレオチドの5'末端にビオチン- TEGの変更を追加。ビオチンは、ストレプトアビジン - 色素複合体とポストハイブリダイゼーション染色のために必要です。それは3にこの変更を追加することが可能である"必要があれば終わりが、5に加えて'末端には、安価で高収率になるはずです。
  4. 三ネガティブコントロール方法に含まれるべきである:(i)のLNAプローブはハイブリダイゼーション工程中に追加されていない'NO LNA"制御、LNAプローブはにハイブリダイズされている(II)"無色素"制御ターゲットsRNAがハイブリダイゼーションのイベントは順番に、存在しないまたは非発現sRNAをターゲットとLNAプローブを利用した制御を蛍光染色の欠如に起因する検出、および(iii)"非発現sRNA /発現"されていません非特異的ハイブリダイゼーションをモニターする。
  5. ここに特定のLNAプローブはsRNA CsrBを補完するものであり、配列5' -ビオチン- TEG - gTccAttTccCgtCctTagCagC - 3'(LNAのモノマーでいます)の文字を大文字。
  6. -20℃で10〜20μLのアリコートで50μg/ mLとし、店舗にヌクレアーゼフリー水で再懸濁し凍結乾燥LNAの受領、次の

ソリューション

2012年4月18日水曜日


円のパッキング: デカルトの円定理セレステ・ウィリアムズの指示された調査、それは何ですか?

デカルトのCircle Theoremは一緒に「梱包された」、接した円の半径の中で関係にかかわります。

関係は、また、かかわった半径の逆数であるそれぞれの円の湾曲を使用することで表現されます。  この記事はバックグラウンドと問題がデカルトのCircle Theoremに関連する材料を含んでいます。

平面/ストランド:

レッスンは接した円を研究した高校の幾何学の学生のために設計されています。

授業時間:

レッスンは、指示された調査としてクラスの外でするように設計されています。

材料:

材料を全く必要としませんが、GeometerのSketchpadの助けで調査ができます。

前提条件:

学生は、GeometerのSketchpadと共に軽快であるべきであり、二次方程式を解決する用意ができているべきです。

序論:

特に高校幾何学から学習されるために新しいものは何もないくらいには数学は確立されません。  アラン・ウイルクス(ニュージャージーのAT&T研究所の統計学者)は彼の娘の宿題課題を熟考し続けていた同僚と共に1998年の会議で談話しましたが。  質問はそれの中で合う2つの一致していて、「キスしている」(接した)円(半径_の)に大きい円(半径1の)の接線で作られたパターンに関係がありました。  問題は、図1のように最も小さい円の半径(r)がすべての3つの既存の円に接しているのがわかることでした。

図1。  入れ子にされた接線はr=を旋回しますか?

会議が終わった後に、1/2 1 1/2Circle Packingウイルクスは、円の問題を熟考しました。  彼は感動的な円の相対的サイズに関して不思議でした。  そして、彼は、第1代問題で従事するようになる数学者ではありませんでした。

1643年に、フランス人の数学者レネイ・デカルトは、4つの接した円の湾曲を関係づける公式を開発しました。 (コークスター、1969)

デカルトのCircle Theorem Given、湾曲を伴う4つの互いに接した円、2、図のデカルトCircle Equationとしてのb、c、およびdは(1/2)(+b+c+d)それ(a2+b2+c2+d2)=2を指定します。そこでは、円の湾曲が半径の逆数と定義されます。

図2。 円の湾曲を見るd c b Another方法がユニットの円周を比較しながら比率を形成しながらある互いに接した円は特定の円の円周に旋回します。  円の半径が3であれば、湾曲は、2!/6か!1/3でしょう。

また、湾曲、半径rの円への1/rは、何かその円の円周の部分を歩くのに従ってあなたがどれくらい速くターンしているかを説明します。  角度θ=d(1/r)であなたはターンするでしょう、あなたが円でdをある一定の距離で歩いたならdがrθと等しいので。

接したサークルパターンに収まるあらゆるその後の、そして、より小さい円のサイズを指定するのにデカルトのCircle Equationを使用できます。  例えば、図3湾曲である、b、およびcは知られていて、そして、この方程式は湾曲(d)と等しい1つの根がある未知の湾曲で二次方程式です。

図3。 他の円を同封する、1がある両方の図1と3のAsが旋回するMutually Tangent CirclesCircle Packing e d c bの2Sets、Circle Equationが成立するように、湾曲の定義の適合は採用されなければなりません。  すなわち、同封円の湾曲が否定的であるなら(より大きい円=の湾曲--図1と3の1)、二次方程式は成立します。  一般用語で、すべてのポイントの接触状態が外部であるなら、湾曲は積極的であると考えられていますが、1つの円が他のものを取り囲むなら、その円には、負曲率があります。  図3、湾曲、b、c、およびdには、湾曲eが否定的である間、積極的な湾曲があります。  図3で湾曲でデカルトのCircle Theoremを適用する、b、c、d、e、湾曲d、およびeはxの以下の二次多項式の積極的で否定的なルーツです:

(a2+b2+c2+x2) = (1/2)(+b+c+x)2 . これを示しているために、デカルトのTheoremがdとeが以来ともに接している湾曲で両方の円に適用すると考えてください、b(c)  符号規約以外に、中または外で接しているのに関する定理には何もありません。

2012年4月16日月曜日


アウトドアは人間の生活圏から離れて野生の生き物たちの生活圏に足を踏み入れるのだから、攻撃されることはある意味仕方ないことかもしれません。

危険だからといって山や川に出かけるのを面白くないし、かといって人間の都合で横柄な振る舞いをすれば生き物たちは怒ってきて当然。

安全に遊ぶためには、危険な生き物たちについて知っておかなければならないでしょう。知らないことが一番危険です。

スズメバチ、ミツバチなど

巣にちかづき過ぎたり、刺激したりすると攻撃してくるのでむやみに近寄らない。
刺されたら針を取り流水中で毒を絞りとる。
危険な生き物:ハチ(蜂)

2012年4月13日金曜日



DOWAでは理化学研究所と「コケ」による排水浄化について共同研究を行っています。
この研究のカギを握る「コケ」研究の第一人者である独立行政法人理化学研究所の植物科学研究センター井藤賀操博士に「コケ」についてお話をお聞きしています。

井藤賀さん「コケ」を語る − その1
井藤賀さん「コケ」を語る − その2

今回は、コケとはいったいどのようなモノであるのか、いろいろな視点からお話いただいています。


■「コケ」と一般的に言われていますが、コケは何者なんですか?
例えば藻や地衣類の仲間ですか?

コケ植物は、陸上植物です。陸上植物には他にシダ植物、裸子植物、被子植物がありますがコケ植物に特徴的なのは、「維管束が発達しなかった」ということです。
つまり、陸上の非維管束植物が、コケ植物という訳です。
維管束が発達しなかったということは、どういうことかといいますと、つまり根、茎、葉の区別がない「からだのしくみ」をしているということです。ただし立派に光合成をすることができます。
コケ植物は、光エネルギーと二酸化炭素をつかって有機物を生産することができる独立栄養の生き物です。ちなみに藻類はもっと原始的な生き方をしています。
植物のような独立栄養的な生き方をしているものもありますが、動物のような従属栄養的な生き方をしているものもあります。
ややこしいん ですが、コケ植物と藻類では明らかに生きてきた系譜(系統)が違うのです。

2012年4月12日木曜日


Home > 放射能 > ニコ生のPDF

ニコ生で使ったPDFをアップします。

暫定基準値について

どんな食品が危ないの?

 

 

 

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水分活性(Aw)とは

食品、薬品の腐敗、発酵、カビはそれらに含まれる水が関係しています。微生物が生育するためには水分が不可欠だからです。食品中に含まれる水分にはその形態から結合水、自由水に分類されます。結合水は食品の構成成分であるタンパク質や炭水化物と固く結合した水で、自由水は環境や温度、湿度の変化で容易に移動や蒸発がおこる水です。これらの中で微生物が繁殖に利用することができる水は自由水です。この自由水の割合を水分活性(Aw)という単位で表します。

水分活性(Water Activity)は、1950年代にW.J.Scottによって食品学分野に導入され、食品中における微生物の生育に影響をおよぼす要因でることが指摘されました。
水分活性(Aw)は、食品を入れた密閉容器内の水蒸気圧(P)とその温度における純水の蒸気圧(P)の比で定義されます。

Aw=P/P

また、食品の平衡相対湿度(ERH)の1/100とも考えられます。

Aw=P/P=ERH/100

すなわち、食品を入れた密閉容器内の平衡相対湿度が80%ならば、水分活性(Aw)は0.800Awになります。このように、現在ある水分活性測定器は湿度を測定することにより水分活性(Aw)を測定しているのです。

水分活性と微生物の増殖

2012年4月10日火曜日


何事も無かったかのように今日も蔵仕事へ。

ビン詰めしたお酒をお湯で殺菌する「火入れ」と、
P箱(酒屋さんに積んである1升ビンが6本入るあれ)を
高圧洗浄機で洗って一日が終了。
今日は時間が経つのがやたら早く感じたなあ。

そういえば、大地震から一年ですが、酒蔵に勤め始めてから
ちょうど2ヶ月になりました。
1月11日だったから覚えやすくて。

去年の今頃は、こんなことになるなんて思っても見なかった。
一昨年の今頃も同じことを思ったっけ(笑)。

2012年4月9日月曜日


細胞壁(さいぼうへき)は、植物や菌類、細菌類の細胞にみられる構造。動物細胞には存在しない。細胞膜の外側に位置するために細胞外マトリクスの1つである。

細胞壁を形成する物質は、植物ではセルロースで、これはグルコース(ブドウ糖)がいくつもつながって出来ている糖鎖である。他にも、リグニンやペクチンのようなものもある。細胞壁は、二重構造(一次壁・二次壁)になっていて、たえず成長を繰り返している。細胞壁の主な役割は、防御(細胞膜から内側を守る)、改築・補強、物質補給、細胞間連絡、影響感知細胞である。また、細胞壁の分子間は微細ではない為、水・ナトリウムイオン・カリウムイオンなどを容易に通す。通常、植物細胞は緑色をしているが、木などは茶色をしている。これは、細胞壁がリグニンによって木化したためで、通常の細胞壁よりも硬い。

[編集] 植物の細胞壁

植物の細胞壁は、その構成が細胞の生長とともに変化する。細胞壁で分けられるべき細胞の相は以下の2点である。

  • 生長中の柔細胞
  • 生長期終了後のざい

この2つの細胞壁の成分はほぼ同じであるが、構成する成分の比率がそれぞれ異なっている。細胞壁は細胞の形状や大きさを決定しているものであるが、生長を必要としない材に至るとより強固な構造を必要とするようになる。

生長中の細胞壁は一次細胞壁(いちじ-)という薄い細胞壁からなる。また細胞と細胞の間には中層(ちゅうそう)と呼ばれる層が確認できる。生長終了後の細胞は一次細胞壁の内側に二次細胞壁(にじ-)という2,3層からなる細胞壁を形成する。また一次細胞壁および中層ではリグニンが沈着し、細胞壁を構成する繊維(微繊維、後述する)を強固に密着させて物理化学的強度を向上させる。

一次細胞壁および二次細胞壁の主要な構成成分はセルロースである。セルロースとはd-グルコースがβ(1→4)結合で分枝無くつながっている糖鎖である。グルコースの数はおよそ2000-15000個ほどと言われている。セルロースの構成する細胞壁繊維は以下の構造的段階を示している。

2012年4月8日日曜日


乳酸菌(にゅうさんきん)は、代謝により乳酸を生成する細菌類の非学術的な総称。ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する。一部の乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)や膣の内に常在して、他の病原微生物から生体を守り、恒常性維持に役立っていると考えられている。

[編集] 細菌学的な位置づけ

乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状に対して名付けられたものである。発酵によって糖類から多量の乳酸を産生し、かつ、悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものが、一般に乳酸菌と呼ばれる。乳酸菌は、その発酵の様式から、乳酸のみを最終産物として作り出すホモ乳酸菌と、アルコールや酢酸[要出典]など乳酸以外のものを同時に産生するヘテロ乳酸菌に分類される。また、その細菌の形状から、球状の乳酸球菌(にゅうさんきゅうきん)と桿状の乳酸桿菌(-かんきん)に分類されることもある。ただし、これらはいずれも便宜的な分類名である。

一般に、乳酸菌と呼ばれて利用されることが多い代表的な細菌には、以下の6属が挙げられる。いずれも発酵によって多量の乳酸を産生するだけでなく、比較的低いpH条件下でよく増殖する。これらの菌にとって乳酸は発酵の最終産物であると同時に、それを作り出して環境を酸性に変えることで他の微生物の繁殖を抑え、自分自身の増殖に有利に導く役割を持つと考えられている。

[編集] ラクトバシラス属 (Lactobacillus)

グラム陽性の桿菌でありラクトバチルスとも呼ばれる。一般に「乳酸桿菌」と呼ぶ場合狭義にはこの属をさす場合が多い。種によって乳酸のみを産生(ホモ乳酸発酵)するものと、乳酸以外のものを同時に産生(ヘテロ乳酸発酵)するものがある。L. delbrueckiiL. acidophilusL. caseiなど。

ラクトバシラス属は野外から容易に分離され、ヨーグルトの製造に古くから用いられた。ヒトや動物の消化管にも多く生息しており、その糞便からも分離される。また女性の膣内に生息するデーデルライン桿菌と呼ばれる細菌群も、主にラクトバシラス属で構成されている。

また、L. fructivoransL. hilgardiiL. paracaseiL. rhamnosusなど、ラクトバシラス属の一部にはアルコールに強いものがある。これらは日本酒醸造の現場では「火落ち菌」と呼ばれ、この菌の混入は日本酒の異臭や酸味などの発生(火落ち)の原因になるが、L. paracasei , L. plantarum は、ワインのマロラクティック発酵を行う[1]

[編集] ビフィドバクテリウム属 (Bifidobacterium)

グラム陽性の偏性嫌気性桿菌で、増殖の際しばしばV字型、Y字型などに分岐した形態を示す。俗にビフィズス菌とも呼ばれる。ヘテロ乳酸菌の一種で、乳酸と酢酸を産生する。B. bifidumB. adolescentisなど。

ビフィドバクテリウム属の細菌は、乳児のうち特に母乳栄養児の消化管内において最も数が多い消化管常在菌である。その後、加齢に伴って他の嫌気性細菌に取って代わられる。

2012年4月6日金曜日


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2012年4月2日月曜日


最近、電子製品の輸入者をターゲットにしたオゾン層破壊物質(ODC)に関する物品税の税務調査件数が急増しており、税務調査で100万ドル単位の追徴を受けるケースも見られます。本稿では、ODC物品税に関する税務調査の最新傾向ならびに対応策を説明します。

 

Excise Taxは、物品・サービスの使用および消費に対して課税される連邦税です。ガソリン、タバコ、アルコールなどの物品に対する課税や、電話や航空運賃などのサービスに対する課税などが例として挙げられます。Excise Taxは、関税が物品を輸入した際に課税されるのに対して、国内で物品やサービスの消費が行われた際に課税されるため「内国消費税」とも呼ばれますが、その目的は特定の政策目標を達成するために消費者の行動を誘導することにあり、日本で1989年4月消費税導入とともに廃止された贅沢品等に課税した物品税に類似しているため、本稿では、「物品税」という日本語訳を使用します。

 

オゾン層とは、地表から15キロメートル~35キロメートルの成層圏に存在するオゾンの層で、太陽からの有害な紫外線を吸収する働きを持っています。この有害な紫外線が地表に届くと皮膚ガンやその他の皮膚疾患の原因となるため、我々人類の安全な生活にオゾン層は不可欠です。このオゾン層を破壊する化学物質がODCです。日本ではフロンガス、もしくはフロン類と総称される化学物質ですが、不燃性で毒性も無く非常に安定しており、過去には、様々な産業用途で幅広く使われていました。具体例としては、エアコンや冷蔵庫の冷媒、プリント基板製造の際の洗浄剤、一番身近なところでは、ヘアスプレー用の高圧ガスなどに使用されていました。

 

1980年代初頭、南極大陸上空のオゾン層に穴が開いていることが発見されました。このオゾンホールが出現した原因を究明すると、産業活動により大気中に放出されたフロンガス等の化学物質に紫外線が当たることにより化学反応が起き、オゾン層が破壊されていることが判明しました。世界各国は、産業活動によるオゾン層の破壊を制限する枠組みを作ることで合意し、1987年に「モントリオール議定書」が採択されました。このモントリオール議定書は、2009年11月現在、196カ国により批准されており、1995年以降ODCの生産を禁止し、既に生産されたODCの使用を制限することを定めています。ただし、発展途上国については適用の猶予期間が与えられており、発展途上国におけるODCの全廃は、ODCの種類にもよりますが、2009年以降となってい ます。