2012年4月30日月曜日

スピリチュアル・ヒーリング(心霊治療)の病気観<第3章ー3>


スピリチュアル・ヒーリング(心霊治療)とホリスティック医学

「霊的エネルギー循環システム」の異常と病気の発生

スピリチュアル・ヒーリングにおける"病気の定義"は――「人間を構成する5つの要素がアンバランスの状態になること、不調和の状態に陥ること」です。身体の異常は、霊・霊の心(霊的意識)・霊体・本能・肉体という身体構成要素の全体的なアンバランス・不調和状態によって生じるものなのです。

現代医学では、病気といえば目に見える肉体の異常だけを指しますが、スピリチュアル・ヒーリングでは、肉体の病気は単に肉体レベルだけの現象ではなく、上位の身体構成要素(霊・霊的意識・霊体)レベルでの異常さが、結果として肉体に現れたものと考えます。全身を統括する「霊的エネルギー循環システム」が正常に機能しないことで、肉体の異常が引き起こされると考えるのです。肉体の異常に先立って、霊・霊的意識・霊体といった上位レベルでは、すでに異常が発生しているということです。

霊的エネルギー取り入れの大問題
――「霊的エネルギー循環システム」の第一歩からのつまずき

ここで、「霊的エネルギー循環システム」を異常にする阻害要因について見ていくことにします。「霊的エネルギー循環システム」の第一歩は、「霊」が環境中に充満する霊的エネルギーを取り入れることから始まります。ところが現代人の多くが、この肝心な第一歩の段階で、すでに根本的な問題を発生させているのです。

人間は、霊と霊的意識・霊体という霊的要素を有する「霊的存在」ですが、そうした霊的要素を健全に機能させるには、常に一定量の「霊的エネルギー」が必要となります。肉体の生理機能の維持に、カロリー源となる食べ物が要求されるのと同じです。しかし現実には、大半の人々は霊的エネルギーを取り入れることができなくなっています。そして霊的エネルギーの枯渇状態を引き起こしています。

その原因は、人々が物質主義一色に染まり、物質的な利益や本能的な快楽にしか関心を向けなくなっているためです。物質欲と肉体本能への異常な指向性が、霊的要素のすべてを物質の檻の中に閉じ込めることになり、霊的エネルギーが入ってくる道を自ら遮断してしまうのです。また現代社会を支配する物質文明から派生する不安感や恐怖・ストレスも、霊的エネルギーを取り入れる通路を閉ざしてしまいます。さらに現代人は、自然との触れ合いが極端に減少し、自然界から霊的エネルギーを受けられなくなっています。

肉体という物質に包まれた人間は、意識的に霊的エネルギーを補充しないかぎり、それを枯渇させることになります。霊的存在として造られている人間にとって、霊的エネルギーの摂取は、毎日の食事のように不可欠なものなのです。意識的に霊的エネルギーを取り入れることが、どうしても必要なのです。

祈りや瞑想は、霊的エネルギーを取り入れるための効果的な方法です。祈りや瞑想は、宗教を信じる人間においてのみ必要とされるのではなく、誰にとっても欠かすことができないものなのです。

残念ながら現代人の中で、意識的に霊的エネルギーを取り入れようとしている人はほとんどいません。そのため大半の人々は、霊的生命活動に必須の霊的エネルギーを枯渇させることになっています。もっと深刻な問題は、現実には霊的エネルギーに飢え乾いていながら、その事実にさえ気づいていないということなのです。

*「禁欲生活の意義」と「霊主肉従の生活」

禁欲生活というと現代人は、堅苦しい修行と考えがちです。古来より宗教では禁欲生活が勧められ、信仰の重要な実践項目になってきました。禁欲の内容は宗教によってさまざまですが、禁欲生活はもともと物質欲や本能の欲求に一定の歯止めをかけ、霊的要素が物質(肉体)に閉じ込められないようにするための手段なのです。

人間には、本来こうした意味でのある種の禁欲性が必要なのです。物欲に流されず、心身を清らかに保つ清貧の生活は、その人間に多くの霊的エネルギーをもたらすようになります。しかし現在では大半の宗教から禁欲の本来的な意義が失われ、形式的で無意味な禁欲的修行が行われているのが実情です。

霊的要素が物質(肉)的要素をリードする立場にあること、すなわち霊的要素が物質的要素に対して優位の状態にあることが「霊主肉従」です。反対に物質的要素が霊的要素を支配し優位に立つ状態が「肉主霊従」です。

"禁欲"とは一言で言えば――「肉主霊従」に偏りがちな生活を「霊主肉従」の状態に戻すための手段なのです。現代人の大半は、ほぼ例外なく「肉主霊従」の状態に陥っています。そのために、霊的エネルギーを取り入れることができないのです。現代人の病気の一番の原因は、実はこの「肉主霊従」にあるのです。


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霊的エネルギーの取り入れを左右する最大の要因
――「霊性(霊的成長)レベル」と「カルマ」

スピリチュアル・ヒーリングでは、霊的エネルギーの取り入れ口を、比喩的に「魂の窓」と表現します。物質主義に翻弄されている大半の現代人は、自らこの「魂の窓」を閉ざしています。そして必要な霊的エネルギーを枯渇させ、身体全体をアンバランス状態・不調和状態に貶めています。

一方、長年にわたって祈りや瞑想を欠かさず実行し、常に物質主義に抵抗し、内省的努力を怠らなかったにもかかわらず病気がちという人がいます。こうした事実は、霊的エネルギーを取り入れることの難しさ・複雑さと同時に、霊的エネルギーの取り入れについては、個人の努力の範囲を超えたもっと大きな要因があるということを示しています。その最たるものが――生まれつきの「霊性(霊的成長)レベル」と「カルマ」なのです。それによって生まれつき多くの霊的エネルギーを取り入れられる人がいる片方で、誠実に努力していても、なかなか霊的エネルギーを取り入れられない人がいるということになるのです。

スピリチュアリズムでは、本人の「生まれつきの霊的成長度」や「カルマ(前世でつくった悪因縁)」が、霊的エネルギーの基本的な摂取能力(*「魂の窓」の開閉状態)を決定するとします。「魂の窓」の開いた人は、総じて物質中心的な考え方をせず、常に霊的価値観にそった判断の仕方をするようになります。自然と霊的世界を指向するようになります。もちろん祈りや瞑想・霊主肉従のための努力を意識的にしていないならば、たとえ「魂の窓」が開いていても大量の霊的エネルギーを取り入れることはできません。「魂の窓」が開いている人は、少しの努力で多くの霊的エネルギーを取り入れることができる宝を持っているということなのです。

*霊的成長やカルマといった内容は、一般的には宗教的領域の問題と考えられています。しかし宗教的であるなしに関係なく、事実はどこまでいっても事実である以上、これを避けて論じることはできません。

では、「生まれつき霊性レベルの低い人は諦めなければならないのか?」という疑問が湧いてきます。しかし決して諦める必要はありません。なぜなら地上に生まれた目的それ自体が、実は霊的成長をなすためにあるからです。本人の努力いかんで霊的成長をなし、より多くの霊的エネルギーを取り入れることができるようになるのです。問題は、本当に霊的成長をもたらす努力をしているかどうかということです。

スピリチュアリズムでは、誠実で忍耐強い「霊主肉従の努力」と純粋な「利他愛の実践」によって、少しずつ霊的成長がなされていくものとします。霊主肉従の維持は霊的成長の基本であり、利他愛は霊的成長を促します。「霊主肉従」と「利他愛の実践」という正しい努力によって、生まれつきの霊的成長レベルを引き上げることが可能になるのです。

*一般的には信仰熱心な人や霊能力のある人は「霊性」が高いと思われがちですが、スピリチュアリズムではそうした見解を否定します。何を信じるのか、どんな霊能力があるのかが霊性のレベルを決定するのではなく、「実際の生き方・行為が、どれほど摂理にそっているのか」が霊性判断の指標とされます。

外見上の信仰に対する熱心さは霊的成長度を示すものではないこと、地上人の信仰は往々にして利己性や物質的利害を土台としているために、むしろ霊的成長にマイナスとなっていることを認識しておく必要があります。

「霊的エネルギーの循環障害」を引き起こす2つの原因

全身のアンバランス状態を引き起こす第1の問題が、「霊的エネルギーの摂取」という最初の段階にあることが明らかになりました。実は全身の「霊的エネルギー循環システム」を異常にするもう1つの問題があります。それが霊的エネルギーのステップダウンの障害――すなわち「霊的エネルギーの循環障害(プロセス障害)」なのです。

その循環障害は2つの原因によって生じます。1つは不安・恐怖・悲しみ・孤独といった「霊の心を不調和にするストレス」であり、もう1つが「肉主霊従」です。

@ストレスによる「霊の心」の不調和

霊的エネルギーの正常な流れとは、「霊」に取り入れられたエネルギーが、「霊の心」を中継して各構成要素にステップダウンされることです。ここで問題となるのは、「霊の心」が中継ポンプとして正しくエネルギーを送り出しているかどうかということです。もし「霊の心」が調和を保っているなら、霊的エネルギーはスムーズにステップダウンされ、正常な流れが形成されます。しかし「霊の心」が異常な不調和状態に陥っているとするなら、全身のエネルギー循環システムは不全となってしまいます。


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スピリチュアル・ヒーリングでは、心配・不安・恐怖・悲しみ・怒り・孤独といった「精神的ストレス」によって「霊の心」が不調和となり、霊的エネルギーのステップダウンの流れが悪影響を受けるようになるとします。反対に心が落ち着き、感謝と喜び・寛容な思いに満たされているとき「霊の心」は調和がとれ、霊的エネルギーのステップダウンがスムーズに行われるようになります。(*この問題は「心身医学」と密接な関係があるため、本書の第6章で詳しく取り上げます。)

A「肉主霊従」による霊的エネルギーの流れの障害

もう1つの霊的エネルギーの流れの阻害原因は、「肉主霊従」による直接的な遮断です。先に述べたように、霊的エネルギーの流れは単に上→下へという一方向的なものだけではありません。それぞれの人体構成要素の間には、エネルギーの相互作用があります。

霊の心   霊体、 霊体   肉体というように、上下の構成要素の間でエネルギーの交換が行われています。例えば霊体内部にある霊体エネルギーは、霊体と肉体の接点で肉体エネルギー(生体磁気エネルギー)に転換され、肉体に入っていきます。一方、肉体内部に存在する生体磁気エネルギーも同じように霊体エネルギーに転換され、霊体に入っていきます。このように上下の構成要素の間では、互いにエネルギーの移動が行われています。

ここで大切なことは――「上位の構成要素からのエネルギーが、下位の構成要素からのエネルギーよりも多くなければならない」ということです。上位からのエネルギーの流入が上回るとき、全体として霊的エネルギーのステップダウンが正しく行われることになります。それが逆になると、正常な霊的エネルギーの流れが阻害されてしまいます。

もしある人間が、物質欲と肉体本能だけにしか意識が向かないときには、肉体エネルギーが優位となり、霊体エネルギーの流入が極端に制限されることになります。結果的に、霊体エネルギーと肉体エネルギーのバランス関係が逆転することになってしまいます。そうなると霊体は肉体に閉じ込められたような状態になり、霊体としての本来の機能を全く発揮できなくなります。

霊体からエネルギーが入ってこなくなると、肉体のエネルギーは枯渇し、生体維持機能を十分に働かせることができなくなります。物質欲や本能に翻弄されている先進諸国の大半の人々はこうした状況に置かれ、病気を多発させることになっています。

 

■「霊的エネルギー循環システム」の異常についてのまとめ

  

「霊的エネルギー循環システム」を異常にして、病気を引き起こす原因をまとめると次のようになります。

 

【1】霊的エネルギーの取り入れ障害

   

  @生まれつきの本人の霊的成長(霊性)レベルとカルマ

      

これらによって生まれつきの「魂の窓」の開閉状態が決定する。
※ただし、正しい霊的成長のための努力によって少しずつ開かれるようになる。

   

  A唯物的考え方・肉主霊従的生き方・物質文明の影響

      

これらによって自ら「魂の窓」を閉ざすことになる。もともと少ししか開いていない「魂の窓」をさらに閉ざすことになる。

 

【2】霊的エネルギーの循環障害

   

  @精神的ストレス(恐れ・心配・悲しみ・怒りなど)

      

これらが霊的エネルギーの中継ポンプである「霊の心」を不調和にし、不活性化させてポンプの働きを制限する。

   

  A肉主霊従的生き方(本能的生き方)

      

身体全体を肉体(物質)の檻の中に閉じ込め、霊的エネルギーの上→下への流れを阻害・遮断する。

以上が、スピリチュアル・ヒーリングの「霊的エネルギー循環システム」から見た健康観・病気観です。壮大なホリスティック健康論・病因論になっていることが理解されます。スピリチュアル・ヒーリングは、「霊的エネルギー」と「霊的エネルギー循環システム」をキーワードにした、ホリスティックな医学理論体系のモデルを提示しています。さらにこの理論を治療分野に適用したものが、次章のスピリチュアル・ヒーリングの治療観・治療理論となります。

これらをトータルして本書では――「霊的エネルギー循環理論」と呼びます。

■「霊的エネルギー循環理論」とは
「霊的エネルギー」と「霊的エネルギー循環システム」による
ホリスティックな健康論・病因論・治療論

次に少し視点を変えて、別の角度から病気の原因について考察します。


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病気の3次元の要因
――「霊的・精神的要因」「カルマ的要因」「物質的要因」

「霊的エネルギー循環システム」が正常であるなら、肉体にも十分なエネルギーが補充され、「生体維持機能(ホメオスタシス・免疫機能・自然治癒力)」がスムーズに働くようになります。したがって「霊的エネルギー循環システム」の異常こそが、病気の根本原因ということになります。

そしてその根本原因をつくり出す種々の内容が、病気の具体的な要因となります。それは大きく――「霊的・精神的要因」「カルマ的要因」「物質的要因」の3つに分類されます。

@「霊的・精神的要因」

「霊的成長の未熟さ・霊性の低さ」並びに、そこから派生する「肉主霊従」「唯物主義的考え」「本能的快楽主義」が、霊的・精神的要因です。これらは霊的エネルギー循環システムに対して、エネルギーの取り入れを遮断するという決定的なマイナス状況をつくり出します。

また、「精神的ストレス(恐れ・心配・悩み・悲しみ・怒り・絶望など)」は、「霊の心」を不調和にしてエネルギー循環システムの流れを不順にします。

A「カルマ的要因」

カルマとは、前世においてつくってしまった悪因縁(負のカルマ)のことです。カルマは、霊的エネルギーの取り入れ口である「魂の窓」を制限し、エネルギー循環システムの出発点に問題を発生させます。本人の霊性がそれなりに進化していても、カルマがあると霊的エネルギーの流入が遮断され、結果的に霊肉のアンバランスを生じさせ、病気を引き起こすことになります。これは本人の霊的成長の足枷となっているカルマを清算し、霊的成長の歩みをリセットするために摂理によって起こされる現象です。

広い視点から見れば、こうした「カルマ」によって生じる病気はむしろ"ありがたいもの"と言えますが、大半の地上人には(*特にカルマの存在など認めようとしない人間には)、苦痛・不幸と受け止められることになります。カルマによる病気は、本人が一定の苦しみの体験を経て悪因縁を埋め合わせた時期に至ると、自然に快癒するようになります。反対にカルマが切れる時期がこないうちは、どのような治療を受けても、どれほど優れたヒーラーにかかっても病気は治りません。

B「物質的要因」

「霊的エネルギー循環システム」が正常で、肉体にまで十分なエネルギーが行き届いているにもかかわらず、何らかの物質的な影響で肉体に異常が生じ、病気になったり死に至るようなことがあります。こうしたマイナスの物質的内容のことを「物質的要因」と呼びます。これは、どこまでも本人の霊的・精神的要因やカルマとは無関係な、純粋に物質的なものです。

環境汚染物質や食品汚染物質などの毒物はその代表です。もちろんそれらが少量なら生体維持機能によって解毒され健康を害することはありませんが、一度にしかも大量に体内に入ってくると対抗できず病気が引き起こされます。自分の意思とは無関係に追い込まれる長期の飢餓や栄養失調も、物質的要因と言えます。また不慮の自然災害や身内の発病などによって不眠不休の活動や看病に追い立てられ、体力の限界を超えた疲弊状態に立たされることもありますが、それも物質的要因と考えられます。さらには物質文明社会のスピード化にともない時間に追われる生活を余儀なくされ、運動不足になってしまうようなこともありますが、それも物質的要因に含まれます。このように現代社会には、病気の原因となるさまざまな物質的要� ��があふれています。

しかし総じて見れば、「霊的・精神的要因」「カルマ的要因」の影響力と比べれば、「物質的要因」の影響力はきわめて小さなものです。純粋に物質的要因と思われるようなものも、実は霊的・精神的な要因に由来していることが多いのです。こうした点を考えると、病気の9割以上は「霊的・精神的要因」や「カルマ的要因」によって引き起こされると言えます。純粋に物質的要因から引き起こされる病気は、おそらく1割にも満たないでしょう。しかし大半の人々は、ほとんどの病気は物質的な要因によって生じるものと錯覚しています。

■「霊的エネルギー循環システム」の異常(病気の根本原因)

      ↑

 霊的・精神的要因

               (90%以上)

 カルマ的要因

 物質的要因

         

「生体維持機能への影響力」という観点から見た病気の原因
――やはり霊的・精神的要因が病気の90%以上の原因

肉体次元に視点を限定して見るならば、病気とは「生体維持機能(免疫機能など)」が十分働かないために、肉体が破綻をきたした状態ということになります。ホリスティック医学では一般的に、「心・食・運動・休養」を健康維持の要因として考えます。(*人によっては"バイオリズム"や"呼吸"を挙げることもあります。)


実際には、これらは生体維持機能に対して、どの程度の影響力を持っているのでしょうか。「悪い精神状態」「悪い食事内容」「運動不足」「過労や疲労の蓄積」が、どれも病気の原因となることは明らかですが、それぞれの比率はどのくらいのものなのでしょうか。結論を言えば、「心・食・運動・休養」の生体維持機能に対する影響力は、おおよそ「 4 : 2 : 2 : 2 」になると考えられます。

スピリチュアル・ヒーリングでは、病気の原因の9割以上が「霊的・精神的要因」や「カルマ的要因」にあるとしていますから、今述べたこととは食い違っているように感じられます。しかし決して矛盾してはいません。それは次に述べるように、食にも運動にも休養にも、霊的・精神的な強い影響が及んでいるからなのです。その影響を含めて考えると、やはり病気の原因の9割以上は霊的・精神的なものにあると言えます。

〈「霊的・精神的要因」と食事の関係〉

肉体の機能を下げる悪い食事や間違った食習慣は、霊的・精神的な世界と深い関わりを持っています。「肉主霊従」や「精神的ストレス」といった霊的・精神的問題は、肉体にマイナスとなる不健全で不自然な食嗜好をつくり出します。また、飽食やアルコール・タバコといった刺激物を求めさせることになります。

反対に「霊主肉従」の状態を維持できるようになると、肉体に悪い影響を及ぼす食べ物や飲み物を自然と避けるようになります。味覚や食の好みが健全なものへと変化するようになるのです。霊的な生活を求める人に、食生活の乱れた人はいません。また食生活の乱れた人で、霊的な道を求め続けられる人はいません。

このように霊的・精神的なものと"食"の間には、深い関係があるのです。

〈「霊的・精神的要因」と運動の関係〉

「肉主霊従」に陥ると、人によっては肉体を動かすこと(運動)が億劫になります。適度な運動は肉体にとって自然の欲求であり、その欲求が満たされると心地よさを感じるようになっています。しかし「肉主霊従」の状況下では、そうした肉体に備わった感覚が麻痺し、体を動かすことが苦痛になるのです。身体が霊的エネルギーに満たされるようになると、運動の心地よさの感覚が蘇り、自然と運動をしたくなります。運動は、霊的な問題と大きな関わりがあるのです。

人によっては、精神的ストレスを受けて心が萎縮すると体を動かすことができなくなり、じっと家の中に引きこもるようになります。肉体はこわばり硬くなり、柔軟性を失ってしまいます。適度な運動は霊肉のバランスを調整する優れた手段ですが、それを拒絶することで、ますます「肉主霊従」に陥るという悪循環の中に入ってしまうようになります。

また"何が何でもお金を儲けたい"というような生活では、必然的に運動に向ける時間が少なくなり、運動不足は加速されることになります。

このように"運動"も、霊的・精神的な影響を強く受けていることが分かります。

〈「霊的・精神的要因」と休養の関係〉

過労や肉体の酷使という不自然な肉体の使用も、その大もとをたどると霊的・精神的な問題に行き着きます。唯物主義や物質的価値観にとらわれ、お金がすべて、人間の幸せは金次第、幸せになるためにはもっと働いてお金を稼がなければならないといった考えに固執している人は、どうしても肉体を酷使するようになってしまいます。お金より健康が大切、さらに健康より霊的成長が重要ということを強く自覚できれば、肉体を壊すまで仕事を続けるようなことはしないはずです。

現在の日本では、見栄や面子、職種へのこだわりがなくなれば、最低限の生活の糧を得ることはそれほど難しくありません。「何とか生活できるだけのお金があればよし」といった考え方ができるのならば、必要な休養をとり、過労で体を壊すようなことはなくなるはずです。

このように"休養"の問題は、霊的問題・人生の価値観の問題に直結しています。

以上のような点を考えると「霊的・精神的要因」が、いかに日常生活のすべてに大きな影響を及ぼしているのかが明らかになります。「食・運動・休養」のいずれもが、「霊的・精神的要因」によって支配されているのです。人間の健康を左右するのは、やはり霊的・精神的要素であるということになります。



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